2011年6月26日 星期日

研究書訊:ヌルハチの都-満洲遺産のなりたちと変遷



作者:三宅理一
出版社:ランダムハウス講談社, 2009




満洲国はこうして造られた!満州国の時代、「奉天」と呼ばれた古都・瀋陽はヌルハチの都。瀋陽故宮のユネスコ文化遺産登録に大きく貢献した著者が、16年もの歳月をかけた緻密なフィールドワークによって、都のなりたちと変遷をここに再現。紫禁城や江戸時代の日本と比較しながら、時空間を縦横無尽に、壮大な考察を繰り広げる。

第1章 ヌルハチとマンジュ国
第2章 フェアラ築城
第3章 ヘトアラ造営とアイシン国の開国
第4章 遷都の時代-サルフから東京城へ
第5章 瀋陽大改造
第6章 瀋陽の空間構造
第7章 故宮の建築
第8章 陪都・瀋陽と乾隆帝
第9章 皇帝の陵墓
第10章 満洲人のすまい
あとがき


三宅理一
日本大学芸術学研究科

非常勤

生年月日
昭和 23 年 12 月 23 日生

略歴
昭和 47 年 05 月 東京大学工学部建築学科卒業
昭和 49 年 03 月 東京大学大学院工学系研究科修士課程修了
昭和 54 年 12 月 パリ・エコール・デ・ボザール卒業
昭和 56 年 03 月 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(工学博士)
平成 02 年 04 月 芝蒲工業大学工学部教授
平成 11 年 09 月 慶應義塾大学大学院政策メディア研究科教授

研究領域
建築史・地域計画・デザイン理論
建築デザインの美学を中心とした芸術理論が専門である。主に西洋の環境デザインが中心であるが、西洋から日本、そして中東と世界的な規模で、社会・環境・都市の中における芸術表現を研究している。

研究業績
「世紀末建築」(全 6 巻)講談社
「エピキュリアンたちの首都」学藝書林
「都市と建築コンペティション」(全 7 巻)講談社
「現代デザイン事典」(共著)平凡社
「次世代街区への提案」鹿島出版会


電羊齋之書評:請點此閱覽

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